- 上手に育児に協力して妻の負担を減らしたいけどどうも上手くいかない
- 自分では育児に協力してるつもりだけど最近妻が疲れていて元気がない
- 妻が育児で疲れているので元気にしてあげたいけどどうすればいいかわからない
夫婦生活の中でこんな風に悩むことってありますよね。
がむしゃらに頑張るだけでは疲弊するだけです。
僕は今、結婚5年目で子供4人を夫婦協力して育てています。
その中で経験した悩みや葛藤、試してみた工夫を踏まえて、今回の記事をみなさんと共有したいと思います。
この記事では、そもそも育児疲れがどうして起こるのか、上手に育児や家事に関わって奥さんの負担を減らす方法、奥さんに元気を取り戻してもらう方法を解説します。
ここで紹介している方法を少しずつ実践することで、夫婦生活の中でまた奥さんの楽しい笑顔が見られるようになります。
そして、自分自身も楽しく家事や子育てに関わっていくことができるようになります。
僕も生活の中でこの記事で紹介していることを実践しているおかげで、激しいケンカをしたりすることなく夫婦円満に過ごすことができています。
それでは一緒に読み進めていきましょう。
育児疲れの原因
まずここでは、そもそも育児疲れがなぜ起こるのか、どのようにして起こるのかを解説していきます。
ここを読むことで、子育ての大変さが少しイメージできると思うのでぜひ読んでみてください。
自宅で子供をみる機会が多い僕の経験も踏まえてお伝えします。
育児疲れの原因より育児疲れの解消方法を知りたいという方は、次の記事を読んでみて下さい。
»4児のパパが教える育児疲れの解消法7選
子供が一日中騒いでいるから
育児疲れの原因の1つめは、子供が朝から晩まで騒いでいるからです。
一日の中で、ご飯を食べている時やテレビを見ている時などはおとなしいと思います。
でも子供の集中力ってそんなに長くは続かないですよね。30分~1時間くらいしたらまた家の中で大騒ぎ。
怪我をしないか気をつけてみていないといけないし、それに声のボリュームも大きいから余計に疲れます。
誰だって大きな音を聞き続けていると疲れますよね。
子供が元気なことはとても良いことですし、子供の遊びにいちいち口を挟みたくもないですよね。
ですから、そういうバランスを意識することでも疲れてしまうんです。
子供が部屋を何度も散らかして家事のやり直しがあるから
2つめは、子供が部屋を散らかしたりイタズラをして、何度も家事のやり直しが発生することです。
例えば、朝からリビングのゴミを拾ったり掃除機をかけますよね。
子供が一日家にいるとホント小一時間でまるで魔法のようにすぐ散らかります。どこからそんなに物が湧いてきたのか不思議です。
そんなこんなでまたお昼、夜と掃除をすることになります。
それから子供のイタズラですね。石鹸やシャンプーなどで遊んでいたり、洗面所を水浸しにしたり、トイレットペーパーをぐるぐるたくさん出して遊んでいたり。
特に3歳くらいまでの子は、してはいけないことだと教えてもすぐに忘れてしまいます。
このように子供が家に一日いると、何度も何度もその後片付けに追われることになります。
一度済ませたことがやり直しになったら誰だって、「あーもう!」と叫びたくなりますよね。
子供が思うように動いてくれなくて決めたスケジュール通りに進まないから
育児疲れの原因の3つめは、子供が思ったように動いてくれないため、決めていたスケジュール通りに物事が進まないからです。
子供も一人の人間ですから、自分のタイミングややり方などは、親とは違いますよね。
だから、こういう計画でいこうと決めても時間通りに進まないことはしょっちゅうです。
それでつい子供に「早くしなさい!」と怒ってしまって、自己嫌悪におちいってしまったり。
こうして自分の中に大きなストレスとなってのしかかり、それが育児疲れの原因になります。
一人の時間がないから
4つめは、自分一人の時間がほとんどもてないからです。
専業主婦の人は一日中子供と一緒だし、共働きでも仕事の後は子供のお世話を何時間もしますよね。
男性でも子育てに積極的に参加している人は同じ悩みがあるかもしれません。
息抜きに一人でショッピングに行ったり、友達とカフェに行ったりする機会をときどき作れれば良いんですけどね。
なかなかそんな時間が取れない家庭も多いんじゃないでしょうか。
そもそも周りに子供のことで頼れる人がいないという人もいると思います。
それにいざ一人ででかけても子供のことがずっと気になって、あまりリフレッシュできない人もいると思います。
この先の内容では、こういう育児の悩みをしっかり理解した上で読み進めてもらえると、より奥さんの気持ちに寄り添った行動ができるようになると思います。
男性が育児に上手く協力する方法3選
ここからは男性が育児に上手く協力して、できるだけ奥さんに負担をかけない方法を紹介します。
ここで紹介する方法はあくまで一例ですので、奥さんにとって育児で大変な部分は何かを日々観察して、それぞれの家庭で育児協力していただければ嬉しいです。
子供のオムツ替え・トイレトレーニングを担当する
1つめは、子供のオムツ替え・トイレトレーニングを担当することです。
ここで最もお伝えしたいことは別にオムツ替えに限らず、自分が子供といるときは必ず担当するお世話を決めるということです。
できれば毎日する必要があることがいいですね。
お風呂や歯磨き、寝かしつけなんかが当てはまります。
たまに、子供と遊んでいるだけでイクメンやっていますというような人がいますが、そんなの全然イクメンとは程遠いです。
子育てで本当に大変なのは料理を作って食べさせたり、一日何回もオムツを替えたり、毎日お風呂に入れたりすることなんです。
確かに子供と遊ぶことも大切ですが、美味しいところだけして子供から好かれて満足してはいけませんよね。
子育ての仕方は本やYouTubeでも学ぶことができます。これは自分に合っているなと思うものをお手本にするのもオススメですよ。
↓は僕も子育ての仕方でいつもお世話になっている てぃ先生 のYouTube動画です。
てぃ先生が教えてくれるやり方を試してみたら、子育てで上手くいくことが多いのですごく助かっています。
でも奥さんにその本や動画のやり方を押し付けたりしたらダメですよ。
僕はそれで失敗したことがあります。
妻に「いちいちうるさい!」と怒られてしまいました。
自分のやり方に干渉されたら誰だって嫌ですよね。とても反省しています。
イクメン気取りの夫の問題点に関しては以下の記事で解説しています。
子供が喜ぶ料理を作る
2つめは、子供が喜ぶ工夫をした料理を作ることです。
その理由は、せっかく子供の料理を作っても子供たちが食べないなら、奥さんが作り直す必要がでてくるかもしれないからです。
僕のように料理が苦手な男性も多いと思いますので、ここでは僕が実際に子どもたちに出してみて好評で簡単なものをご紹介しようと思います。
○プレートにしてみる○
冷凍食品やご飯をそのまま出しても子供が食べてくれないことも多いと思います。
そんな時は大きなお皿にチンした食べ物やまんまるおにぎりを円状に並べて出してみてください。
たったこれだけですが、子どもたちはワァーっと興味津々で食べてくれました。
たったこれだけで食べるようになるの!?と少し驚きました笑
子供が作ったご飯を食べてくれないと悩んだら、ぜひ試してみてほしいと思います。
妻が料理中は子供の面倒をみて料理を子供に中断させない
3つめは、奥さんが料理を作っている間は特にしっかり子供の面倒を見ておくことです。
料理に集中しているときって、途中で遮られたくありませんよね。
子供のことで気が散ってばかりいたら料理に集中できないし、疲れてしまいますから。
それに、料理中に子供が近づくと危ないですよね。
料理を待っている間は子供と遊ぶ絶好の時間なので、思い切り遊んであげると奥さんは助かるし、子供は喜びます。
僕は、子供たちと仮面ライダーごっこやナンジャモンジャというカードゲームをしたりして遊んでいます。
他には、子供が静かになってくれる方法として、アニメを見せたりするのもいいですね。
我が家ではdアニメで、プリキュアや鬼滅の刃、パウ・パトロールなんかを観せています。
1時間位なら集中してみてくれますよ。
家事が苦手な男性が上手に家事をこなす方法
次に家事を上手にこなして奥さんの負担を減らす方法をご紹介します。
育児はある程度協力してうまくやれているけど、家事は奥さんに任せていることが多いという人は、この項目を読んでいただけると奥さんの助けになる方法がわかります。
簡単に料理を作る
まず1つめは、簡単に料理を作ることです。
「俺料理ほとんどしたことないんだけど。買い物や作る時間もないし。しかも簡単にってどうやって作るの?」
こう思った人もいるんじゃないでしょうか。
ですが大丈夫です。
家まで料理や材料を届けてくれる食材宅配を使えば、ミールキットというカット野菜・調理用ソース・レシピなどのセットを届けてくれます。
買い物に行ったり献立を考えたりする時間がいらないので、仕事が忙しい人にもオススメです。
一度作り方を覚えてしまえば、次は自分で食材を用意して作れますしね。
簡単で美味しい料理の仕方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。
妻が料理をしたあとは後片づけを担当する
上手に家事をこなす方法の2つめは、奥さんが料理を作ってくれたあとは、自分が後片づけを担当することです。
料理を毎日作る人にとって、後片づけはかなり手間に感じるものです。
ですので、その手間な部分を奥さんに代わってすると奥さんの負担はかなり減ります。
僕も家庭では後片づけを担当していますが、
妻に「食器が洗ってあるから料理にすぐとりかかれる!」と感謝されました。
そのくらい洗いものは煩わしいということですね。
水回りの掃除をする
3つめは、水回りの掃除をすることです。
水回りって汚くてできればしたくないですよね。
そこを夫側が担当すれば奥さんの負担はかなり減ります。
- シンクの排水口のゴミ受け
- お風呂の排水口
- トイレ掃除
こういう場所を担当します。
まぁでも自分も極力汚いところは触りたくないですよね。
ですので、色んなアイテムを使ってラクしましょう。
シンクの排水口のゴミ受けは、ゴミ受けネットを使ってゴミの取り替えをしやすくします。
お風呂の排水口は、こすらずキレイにするタイプの商品を月一くらいで使いましょう。
トイレに関しては、トイレクリーナーを使ったりトイレタンク上に洗浄剤をおいておけばラクに掃除できます。
すでに実践されているものもあるかもしれませんが、掃除の際の参考にされてください。
妻と雑談しながら洗濯物を一緒に干す
上手に家事をこなす方法の4つめは、妻とお話ししながら洗濯物を干すことです。
一人で黙々とするのもいいですが、やっぱり夫婦一緒に会話しながら同じことをすると楽しいですよね。
普段はお互い忙しくて会話もあまりできていない夫婦も、お話ししながら家事を一緒にすることで、より夫婦仲が深まります。
それに、好きなパートナーと話すことで妻も夫もストレス発散にもなります。
僕はそういう時間がとっても好きなので、
「一緒にしよう!」とよく妻に声をかけます。
妻も優しいので快くOKしてくれます。
【育児疲れを解消】妻に元気を取り戻してもらう方法
色々工夫はしても、育児は365日することなのでやっぱり疲れはたまりがちです。
ここでは、育児で疲れている奥さんに元気を取り戻してもらう方法を解説します。
一人で外出して息抜きする時間を作ってあげる
妻に元気を取り戻してもらう方法1つめは、一人で外出させて息抜きする時間を作ってあげることです。
妻だけのプライベートタイムを作ってあげましょう。
ショッピングしてきてもらうのもいいですし、友達と食事に行ってもらうのもいいですね。
一日好きなことをしていい日を作ると、少しではありますが元気を取り戻してもらうことができます。
しかし、この時までに注意しておいてほしいのは、夫に子供を任せても安心と思ってもらえるくらい、日頃から子育てや家事にしっかり関わることです。
そうでないと、奥さんは外出中も子供のことが気がかりで、あまり楽しめないでしょう。
完全に子供のことを忘れて楽しんでもらうのは難しくても、奥さんにはできる限り思い切り楽しんでもらうほうが嬉しいですよね。
普段からしっかり子育てに関わって、奥さんにしっかりリフレッシュしてもらいましょう。
普段の育児の悩みや大変なことを聞く
妻に元気を取り戻してもらう方法2つめは、普段の育児の悩みや大変なことを聞くことです。
悩みは話すだけでも気持ちが軽くなります。
特にワンオペ育児のようになっている夫婦ほど、子育てで辛いことを話してもらうことは効果があります。
なぜなら相手の置かれている状況がきちんとわかるからです。
子育てがどんなに大変かがわかれば、どこをどんな風に協力すればいいかが見えてくるはずです。
僕も最近、妻とお互いに育児の悩みを話し合う機会があり、こういうところがキツい、こういうところは時間が解決してくれるよね、などと語り合いました。
すると、お互いに心が軽くなり次の日からまた頑張る気持ちが湧いてきました。
パートナーの育児の悩み、ぜひ聞いてみてください。
減ってしまった夜の営みを増やすには
最後は、減ってしまった夜の営みを増やすコツです。
子育てで疲れていると、夫婦の夜の営みも減ってしまいますよね。
特に睡眠が不足すると性欲が減ってしまうようなので、そこを意識して協力してあげると段々と夫婦の営みの回数が戻ってくるかもしれません。
セックスと睡眠に関しては下の記事が詳しく解説してあり、参考になります。
ダイヤモンド・オンライン 「セックスと睡眠の意外な関係」 快眠がセックスの質を高める (2021年12月23日利用)
参考URL:https://diamond.jp/articles/-/124689
子供が小さいうちは夜中に起こされることもよくあるので、そこを協力すると睡眠もしっかりとれるようになります。
ですが、あなたも無理せず自分のできる範囲で協力しましょうね。
まとめ:育児疲れの原因を知って上手に家事・育児に協力しよう
いかがでしたでしょうか。
夫婦で協力して育児・家事をするのは、口で言うのは簡単でも現実はそう簡単に行かないことも多いです。
日々のちょっとした工夫や努力の積み重ねは、奥さんを精神的・肉体的な疲れから開放し、夫婦仲良く家事・育児をしていくのに大切なことです。
自分にとっても奥さんにとってもプラスになると思いますので、今回の記事でお伝えしたことに1つずつ取り組んでみてくださいね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。