夫婦関係の改善

価値観が違う夫婦が妻(夫)の考えを理解し合う方法3選【7年の夫婦生活をもとに解説】

両矢印とカップル
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  • 妻(夫)の価値観を理解できない
  • 妻(夫)と価値観のズレでケンカすることが増えた
  • なかなか相手が変わってくれない

どの夫婦でも生活する中で、程度の大小はあれどこういう悩みってありますよね。

価値観の違いをそのままにしておくと、後々大きなケンカに発展して、大事な夫婦関係にヒビが入ってしまいます。

この記事では、結婚7年目で子供4人を育てる僕が、
価値観が違う夫婦がお互いを認め合い、仲良く過ごすための対処方法を自分の失敗談を交えて解説します。

この記事を読むメリット

する必要がない夫婦喧嘩が減り、今よりもっとパートナーのことを愛せるようになります。

パートナーの考えを理解し合い夫婦の絆を深めて、夫婦生活の質を高めていきましょう。

衝突しやすい価値観とは

ケンカする夫婦

ここでは、一般的に夫婦が衝突しやすい価値観について例を挙げます。

夫婦の価値観がぶつかる原因はこのようなことが大半ではないでしょうか。


まず、掃除・トイレ・食事に関しては、要するに基本的な日常生活の過ごし方の違いですよね。
性格にもよりけりですが、自分とは違う使い方やマナーが気になって仕方がない人もいます。

小さなことですが、ぶつかる原因の1つです。




次に、お金に使い方に関してです。

意見がぶつかりやすい要因
  • 貯金の金額や所得に対する貯金の割合
  • お金をなにに使って、なにに使わないか
  • クレジットカードなど支払いを先延ばしすることへの許容度
  • 持ち家か賃貸か

こんな違いが考えられます。

特に日常生活で頻繁に遭遇するのは、お金を何に使って何に使わないか、要するにお金の使い道に関してです。

「洋服いっぱい買っちゃった♡」
「こんなにいっぱい買ってもったいない!どうせ使うのは最初だけ。」

「フィギュア買ったりスマホゲームに課金したりしたい」
「もったいないよ。旅行に行ったりしたほうがいい!」

このように意見の違いがよく出やすいのがお金の使い道です。

どちらか一方があまりにひどい使い方をすると、大ゲンカに発展しかねません。




そして、子育ての仕方です。

  • おやつやジュースをどれくらいの頻度であげるのか
  • おこづかいはどのようにしていくら渡すのか
  • 寝かしつけをする時間は何時にするのか

このような考え方の違いが出やすいです。

夫も妻も、子供にすくすく育ってほしい思いは一緒なのに、ぶつかってしまい夫婦仲が悪くなるのは悲しいですよね。

価値観が違うパートナーの考えを理解する方法

反対を向く2つの矢印

続いて、価値観が違うパートナーの考えを理解する方法を解説します。

ここでは次の3つの方法をご紹介します。

1つずつ見ていきましょう。

話し合ってお互いの考えを言葉にする

湖を眺める夫婦

1つ目は、話し合うことでお互いの考えを言葉にし、パートナーの考えを理解する方法です。

はる

この方法のメリットは、黙っていては分からない意外な相手の考えに気づく事ができることです。

価値観がぶつかりケンカに発展するときというのは、言葉足らずであったり、上手く考えが伝わっていないことが多いので、事前にしっかりお互いの価値観について話す必要があります。

例えば、夫が妻の無計画なお金の使い方について気になっていて、それについて話し合うとします。
具体的には、理想のお金の使い方や日々のお金の使い方の見直しを話し合うとしましょう。

話し合った結果、次のような点に気づくことができます。

  • あくまで夫の基準に照らした場合に無計画であっただけで、妻の中では計画通りであった
  • 妻は貯金するよりも、お金を積極的に使い楽しい体験をすることを優先したい
  • 貯金も消費も浪費も計画をたてることが大切

もし話し合っていなかったら、このような価値観の違いには気づけなかったでしょう。
気づけていないと、ふとした時に自分の考えを押しつけようとしてしまいます。

はる

話し合うの注意点は、自分の意見は丁寧な口調で伝えることです。

僕は言葉遣いが汚いせいで何度もケンカになりました。
何回も失敗したことで、伝え方を間違うと、たとえ正しいことを言っていても相手に伝わらなくなることを学びました。

パートナーには敬意をもって優しい言い方で話し合いをしましょう。

また、次のポイントも意識しておくといいでしょう。

ケンカしている時は言葉足らずで考えが上手く伝わりにくいので、お互いが冷静な時にお互いの価値観の違いを話し合っておく。

日頃からメモしておいて定期的に見直す

ノートにペンでメモする

2つ目はメモを活用して、パートナーの考えを理解する方法です。

日頃からパートナーのことについてメモしておくことで、相手の好き嫌いがわかり、言動を理解することの助けになります

  • 好きな食べ物、嫌いな食べ物
  • 喜んでくれたプレゼント、反応が良くなかったプレゼント
  • 好きな話題、興味のない話題
  • どんな性格か
  • どんな趣味をもっているか

こういったことをメモしておくとパートナー理解の役に立ちます。


そして、書いて終わりではなく定期的にメモを見直すことも大切です。

はる

何度も見直すことで頭の中で情報を覚えておけるため、普段のコミュニケーションの時にパートナーの情報を思い出すことができます。

そしていざパートナーと考え方が違うなと感じた時に、どういう事を考えてその発言をしたのかが少しずつ分かるようになってきます。

それがわかると、無理に自分の考えを押し通そうとすることも減ってくるでしょう。

自分の考え方を変える

考えこむ男性

3つ目は、自分の考え方を変えて、パートナーを理解する方法です。

この方法がパートナーを理解するのに一番オススメです。

その理由は、精神的に一番ラクで簡単にできるからです。

話し合いもメモも慣れない内はかなりエネルギーを消費します。
一方、自分の考え方を変えるだけなら、今すぐにでも実行できます。


自分の考え方を相手の考え方に合わせる。
完璧に同じにせず、一部だけでもいいので相手に合わせてみてください。


例えば、

お金の使い方の許容範囲の違い。自分は本当はゲームセンターでお金を浪費することは嫌いだけど、たまになら夫婦で一緒に楽しむのはありなんじゃないか。

こんな感じに、相手の考え方に少しだけ寄せる意識をするとラクに自分の考え方を変えることができます。

はる

また、自分が変わればパートナーの方も段々変わっていってくれる可能性だってあります。

考え方を変えることについて述べてきましたが、もしケンカにならないようならば無理に考え方を合わせる必要はないです。

できる範囲で相手に合わせていきましょう。

価値観の違いで夫婦喧嘩した時に上手に仲直りする方法【ケンカの失敗談あり】

腕を組んでいる夫婦

ここからは、価値観の違いで夫婦喧嘩をしてしまったとき、どうすれば上手く仲直りできるかをお伝えします。

コツは次の3つです。

  • 時間をおく
  • 自分が先に謝る
  • 仲直りの合図を決めておく


僕の経験を踏まえて詳しくお伝えします。


僕が夫婦間で一番衝突する頻度が高いことは、言葉づかいです。要するにものの言い方や口調のことですね。

言っている内容が正しかったり、違う考えでも許容できるものだったとしても、言い方がきつかったり口調が荒くなったりしたときは、お互いヒートアップして口論になります

口論のあとには、嫌な気持ちだけが残ります。

つい先日も、お互いの言い方が攻撃的すぎで、言い合う内容自体は大したことなくても、激しい口論になってしまいました。


こういうとき、僕たち夫婦はこうやって解決しています。

数十分~数時間、頭を冷やしたあと(時間をおく)
どちらかが先に謝る(先に謝る)。謝られた方も悪かったところを謝罪する。
そして、ケンカのあとには仲直りのハグをしたりする(仲直りの合図を決めておく)

これをケンカする度に当たり前にやって、ケンカに区切りをつけます。




ですが、この方法では仲直りはできても嫌な気持ちになるのは避けられませんよね。
ですから、ケンカにならないための予防策もお伝えします。

はる

それは、言葉を発する前に一呼吸間をおくことです。

そうすることで、相手を怒らせる一言を言わなくて済みます。
そして、冷静に言葉を選ぶこともできます。

この方法で僕は妻とのケンカが半分以下に減りました。
また、間を置くことを習慣化したら、妻の発言にイライラすることも少なくなりました。

これを読んでくださっているあなたにもぜひ試してほしい方法です。



もしそれでもイライラが減らないよ、という人は、A4の紙を用意してください。
そしてその紙に自分の中の感情を思うがままに書き出してみてください。

とても気持ちがスッキリしてイライラも軽減します。


仲直りの方法はこちらの記事でより詳しく解説しています。
»夫婦喧嘩した時の仲直りの方法5ステップ

夫婦喧嘩後の嫌な気持ちの切り替え方は次の記事で解説しています。
»夫婦喧嘩後の気持ちの切り替え方5選

許容できない価値観をパートナーがもっていたときの対処法

ケンカする白鳥

ここまでは夫婦の価値観の違いに対処する方法を主に解説してきました。

ですが、どうしても自分には許容できない価値観を相手がもっていたとしたら、どうすればいいのでしょうか?

基本的に他人を変えるのは無理。相手だって人から言われただけで変われるならとっくに変わってる。だから、自分が変わるしかない。
けれど、そんな事は分かっている。
分かってるけど、どうしても許容できない。

そんな人のためにここでは、自分が許容できないようなパートナーの価値観への対処法をお伝えします。


意識すべきポイントは次の3つです。

言葉で具体的に繰り返し思いを伝える

1つ目、言葉で具体的に繰り返し思いを伝える。

これはとても根気がいります。
根気がいりますが、最も効果があります。

パートナーは同じ考え方を何回も聞かされることで、その考えを受け入れやすくなっていきます。

はる

これを単純接触効果といって、同じ対象に繰り返し触れることでその対象に好意を抱くようになります。

相手とこれからも一緒に仲良く過ごしていきたいと考えているなら、地道に伝えていきましょう。

時間が経ち相手の考えが変わるのを待つ

2つ目、時間が経ち相手の考えが変わるのを待つ。

夫婦間の問題は時間が解決してくれることもあります。

なぜなら、時が経てば相手も自分も考え方が変わる可能性があるからです。
一緒に過ごす内に考え方や性格が自然と似てきたりもします。


難しいかもしれませんが、価値観の違いをあえてスルーしておき、時間に身を任せてみてください。

離婚することも選択肢としてもっておく

3つ目、離婚することも選択肢としてもっておく。

価値観の違いを擦り寄せることは諦めて、離婚を選択肢にもっておくことで心理的にラクになります。

なぜなら、逃げ場がないというのが人間にとってものすごいストレスだからです。

はる

離婚という逃げ場を確保しておくことでそのストレスを多少軽減できます。

まとめ:価値観の違いを乗りこえた夫婦の絆は強い

夫婦生活を営んでいく中で、価値観の違いというのは避けては通れません。
必ず訪れるこの試練に、どう立ち向かうかで夫婦の未来は変わっていきます。

これは僕個人の意見ですが、価値観の違いを乗りこえた夫婦というのはすごく強い絆ができると思います。
この人の代わりはいないとさえ思うようになります。

あなたも僕もお互いにそういう夫婦を目指して夫婦生活、楽しんでいきましょう。


ここまで読んでいただきありがとうございました。


お互いの価値観を理解して夫婦が歩み寄れたら、次のステップに移りましょう。
夫婦が楽しく過ごす方法を次の記事でまとめています。ぜひ読んでみてください。
»夫婦が笑顔で楽しく過ごす方法10選

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