夫婦喧嘩の対処法

夫婦喧嘩になる11の原因【喧嘩の原因を知れば夫婦はより仲良くなれる】

そっぽを向き合うカップル
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  • 夫婦喧嘩ってどうして起こるんだろう?
  • 未然に夫婦喧嘩を防ぐにはどうすればいいの?
  • 結婚して同棲する予定だけどうまくやれるかな?

誰でも好き好んでケンカしたいとは思いませんよね。

どうやって夫婦喧嘩が起こるのかを理解しておかないと、知らず知らずのうちにパートナーの嫌なことをしてケンカに発展するかもしれません。

この記事では、結婚6年目で子供4人を育てる僕が、夫婦喧嘩がなぜおこるのか?
そして、どうしたら夫婦仲良く過ごせるかをお伝えします。

夫婦喧嘩の原因を知ることで、ケンカを事前に予防できます。
また、もしケンカしたとしても丸く収めることができるようになります。


夫婦生活の関門、夫婦喧嘩を乗り越えて、夫婦仲をより強固なものにしましょう。

世の中の夫婦がケンカする頻度はどれくらい?

世の中の夫婦はどれくらいケンカしているのでしょうか?

【最新調査】夫婦喧嘩の頻度について(PINTORU)という記事では、既婚男女660人にアンケートした結果が紹介されています。

そのアンケートの結果では、70%以上の夫婦が年に1回以上夫婦喧嘩をしています。


この結果から、どの夫婦であっても衝突してしまう可能性が高いことが分かります。
これは自分の実感としても分かる結果なのではないでしょうか。

参考URL:https://life.pintoru.com/matrimonial-quarrel/quarrel-frequency/
【最新調査】夫婦喧嘩の頻度について PINTORU

夫婦喧嘩11の原因

ここからは、夫婦喧嘩がおこる原因を11コお伝えします。

順番に解説していきます。
夫婦喧嘩の原因を知って、パートナーと良い関係を築くヒントにしましょう。

価値観のすれ違い

横断歩道ですれ違う2人

1つ目は、価値観のすれ違いです。

夫婦といえど所詮は違う人間。考え方は異なります。

  • お金の使い方
  • 子育ての仕方
  • 生活態度
  • 記念日を大切にするか
  • 性行為の頻度

など、価値観の違いは至るところに存在します。


例えば、お金の使い道に関して、妻と夫ではものやサービスへの価値基準が違いますよね。

Aという商品には1万円出せても、Bという商品には1000円しか出せない。
そのことで、

「あれは無駄遣いだった」

「これはどうしても買いたかった」

などと夫婦喧嘩の原因になります。

家事・育児の負担が片方にだけかかっている

2つ目は、家事・育児の負担が片方にだけかかっているからです。

1人で仕事をこなしつつ、家のことも子供のこともこなすのは並大抵のことではありません。
パートナーとの協力が不可欠です。

特に、パートナーが育児に非協力的だと、こちらは段々と精神的に疲れが溜まっていきますよね。

それが積もりに積もってある時に爆発すると、夫婦喧嘩に発展してしまいます。

経済的な不安

こぼれたコイン

3つ目は、経済的な不安です。

生活費がギリギリだとストレスが溜まりますよね。
節約生活で欲しい物が自由に変えず、物が古くなっても買い替えることもできないですから。

また、貯金ができないことで、何かあった時に対応できないという将来不安からもストレスが溜まります。
心の余裕ももてません。

このように、生活に不自由感を感じると、些細な事でイライラして夫婦喧嘩のタネになります。

思いやりに欠ける

4つ目は、思いやりに欠けるからです。

パートナーからの思いやりがないと、自分が大切にされていないように感じてしまいます。

例えば、言葉づかいが下のように雑になるとどう感じるでしょうか。

リモコンを取るのをお願いされる時に、「リモコン」
他に何かをお願いされる時に、「〇〇してて」

毎回こんなだと、「自分でしたら!?自分はリモコンじゃない!」
と言いたくなるのではないでしょうか。

些細なことではありますが、言葉は丁寧に使いましょう。
親しき仲にも礼儀あり。

リモコンを取ってほしいなら「リモコンとってくれない?」
何かをお願いする時には「〇〇してほしいけど大丈夫?」


淡白なやりとりでも気にならない夫婦なら問題ないのですが、片方が不満に思っているのなら改善すべきではないでしょうか。

コミュニケーションが足りない

目を瞑る女性

5つ目は、コミュニケーションが足りないからです。

付き合いたてや結婚したての時は話題が尽きなかったのに、結婚生活が長くなってくると話題が減ってきます。
また、スキンシップも減ってくるでしょう。

そうなると、関係がギクシャクしてくることがあります。
ですので、意識して会話やスキンシップを増やす工夫が必要です。

会話を増やすには、

  • 夫婦で新しいことに挑戦してみる
  • 共同作業を楽しむ
  • イメチェンしてみる

スキンシップをふやすには、

  • 買い物中に手を繋いでみる
  • 毎朝ハグするのを日課にしてみる

どれも難しいことではないので、できることからチャレンジしてみてください。

スマホばかり触っている

6つ目は、スマホばかり触っているからです。

スマホが恋人になると、本当に愛する人が遠ざかります。

スマホの使いすぎで、パートナーとのコミュニケーションが減ることはすごくもったいないことです。

僕も一時期、スマホの触りすぎでよくケンカになっていました。

しかし今では、妻といる時間は意識してスマホを体から離すようにしています。
また、スクリーンタイム機能で使いすぎを防止しています。

体調不良

ベッドで横になる女性

7つ目は、体調不良です。

風邪や病気、育児・仕事疲れなどで体が思うように動かないことも、ケンカの原因になることがあります。

特に精神疾患や糖尿病などの持病をもっていると、日常的に体が辛いことがあるので、パートナーに理解してもらわないと「なんで〇〇をやってくれないんだ」と、ケンカになります。

また、女性であれば、生理によって体調が上下します。男性には分からない辛さですが、奥さんをよく観察して辛そうだなと思った時は、家事や育児を休ませてあげましょう。

ストレス

8つ目は、ストレスです。

仕事で責任が重い仕事や苦手な仕事をすることになったり、人間関係がうまくいかなかったりするとストレスが溜まります。

また、育児のストレスが溜まることもあるでしょう。
子供がぐずったり反抗してきたり、部屋を散らかして家事のやり直しが発生したりすると心身ともに疲れてきます。

このように溜まったストレスを上手く発散できないと、パートナーの些細な言動にイライラしたり、ついつい当たったりしやすくなってしまいます。

趣味・趣向

車のおもちゃコレクション

9つ目は、趣味・趣向です。

好きなアニメや映画のキャラクターグッズやアイドルグッズ、鉄道グッズ、プラモデルなどの収集が原因でケンカになることがあります。

物の収集は集めている本人は楽しいです。
しかし、パートナーによっては、家計を圧迫したり物が増えていくことに耐えられないことがあります。

それにより、パートナーから

「もう売っちゃったら?」
「もう買わなくていいよ」

などと言われる。

グッズが好きな方からしてみたら、パートナーの無理解に憤りを感じます。


また、タバコや飲酒が原因でケンカになることがあります。

タバコや飲酒も、家計が苦しくなるとパートナーからは止めるように言われることがあります。

しかし、それらを日常的に嗜んでいると、すぐには止められません。
すると、「無駄な物にお金を使って」とケンカに発展します。

暴力

10個目は、暴力です。

叩いたり蹴ったりの肉体的DVや、言葉の暴力などの精神的DVもケンカの原因です。
肉体的DVは明らかに悪いことと分かりますが、精神的DVは見落としがちで意外と気づきにくいです。

  • 怒鳴る
  • 長時間の無視
  • 物を壊す
  • 人格否定


特に、人格否定は気づかずにしてしまいがちです。
「使えない奴だな」
「頭がおかしいんじゃないの?」

言われた方は長い間心に残ります。


このような理不尽を受けたら、こちらも怒りますよね。ケンカになっても仕方ありません。

浮気・不倫

2つのさくらんぼ

11個目は、浮気・不倫です。

夫婦間の一番の裏切り行為である浮気や不倫は、発覚した時に夫婦喧嘩になります。

発覚しないならばケンカになることはありませんが、浮気をした本人は後ろめたい気持ちをもったまま生活することになるでしょう。

浮気や不倫は、した側が100%悪いです。
何回謝っても許されることはないので、絶対にしないようにしましょう。

夫婦喧嘩をした後の仲直りのコツ

次に、夫婦喧嘩をした後の仲直りのコツをお伝えします。

喧嘩した直後であれば、素直に謝って仲直りすることは比較的簡単にできるでしょう。
パートナーも自分の非を認めて謝ってくれるかもしれません。


僕は夫婦喧嘩をした後、自分の非がどこにあるか見つけるようにしています。ケンカである以上、お互いに悪いところがあるのがほとんどだからです。

また、謝るまでに少し頭を冷やす時間を作ることもしています。
謝ることに心が追いつかない時に、こうやって時間をおくと落ち着いて仲直りすることができます。


夫婦喧嘩はどの夫婦にも起こり得ることですので、仲直りの仕方をしっかり考えておくといいでしょう。

ケンカをした後の仲直りの方法については次の記事で詳しくまとめています。

そもそも夫婦喧嘩を防ぐには?

STOPの標識

まだケンカをしたことがない夫婦、もうケンカはこりごりしている夫婦、色々いらっしゃると思います。

ここからは、そもそも夫婦喧嘩を防ぐにはどうすればいいか3つお伝えします。

日頃からパートナーについてメモをしておく

1つ目は、日頃からパートナーについてメモをしておくことです。

パートナーは何をされたら嫌なのか、逆に何をしたら喜ぶのか?
そういったことを日常生活の中で見つけておきます。

それをこまめに見直すことで、普段のパートナーとのコミュニケーションを円滑にすることができるでしょう。

言い返す前に一度冷静になる

2つ目は、言い返す前に一度冷静になることです。

夫婦喧嘩をしている最中は気持ちが激しく燃え上がっていますが、後になって考えると、なんであんなに腹を立てたんだろうと不思議に思います。

売り言葉に買い言葉となる前に、冷静になって一度深呼吸して落ち着きましょう。

夫婦の問題についての相談相手を見つけておく

3つ目は、夫婦の問題についての相談相手を見つけておくことです。

オンラインでカウンセラーを見つけたり、対面で相談できる相手を見つけたりしましょう。
些細な事でも誰かに話を聞いてもらうことで、気持ちが整理され心が軽くなりますよ。

パートナーへの客観的な意見が聞けるので、よりパートナーを理解する助けになります。

より長く仲良し夫婦でいられるコツ

抱きつきあう男女

最後は、夫婦がより長く仲良く過ごすためのコツについてお伝えします。

いろいろな方法があると思いますが、ここでは次の3つをお伝えします。

  • 共同作業をする
  • コミュニケーションを積極的にとる
  • 記念日を忘れずに祝う

順番に見ていきましょう。

共同作業をする

まず1つ目は、共同作業をすることです。

料理や洗濯物を干すなど日常生活の中でしてもいいですし、

  • ゲームやテーブルゲーム
  • アルバム作り
  • 旅行の計画作り

など一緒に楽しめることをしてもいいでしょう。


僕がやってよかったと感じた共同作業は料理です。

妻と雑談をしながら、玉葱の皮をむいたりご飯をよそったり。
1日にあったことなどを話しながら一緒に作業するのはすごく楽しいです。

我が家の場合、メインで作るのは妻ですが、僕もクックパッドや食材宅配などを利用して作り方をみながら、料理に挑戦しています。


以前、使ってみてよかった食材宅配についての感想は以下の記事で解説しています。

コミュニケーションを積極的にとる

次に2つ目は、コミュニケーションを積極的にとることです。

1つ目にお伝えしたように、共同作業をする中でコミュニケーションをとってもいいですし、自分から相手の興味のある話題を事前にリサーチしておき、話を振ってみてもいいでしょう。

そのためには、日頃から相手の言動を観察し、忘れないように覚えておく必要があります。
具体的には、スマホやノートにパートナーの情報をまとめるといいでしょう。

  • 好きな食べ物・キャラクター
  • よく行くお店
  • 使っているショッピングサイト
  • よく買うブランド
  • よく読む雑誌

こういった情報を普段の生活の中でチェックし、話のネタにしましょう。

パートナーも自分に興味をもってくれていることを感じて、きっと嬉しくなりますよ。

記念日を忘れずに祝う

そして3つ目、記念日を忘れずに祝うことです。

結婚記念日や付き合った記念日は夫婦にとってかけがえのない日。
その日のために、何ヶ月も前からプレゼントやデートプランを練っておくとパートナーは感激してくれるでしょう。

毎年のそのような努力の積み重ねが、より長く仲良し夫婦でいられるコツです。

まとめ:夫婦喧嘩をすることで夫婦関係はよりアップグレードできる

これまで、夫婦喧嘩について、夫婦が仲良く過ごせるコツについてお伝えしてきました。

夫婦喧嘩はしないに越したことはありません。

ですが、夫婦喧嘩はあなた達夫婦をより成長させてくれます

  • できるだけケンカにならないようにする工夫
  • ケンカになってもヒートアップしすぎないようにする工夫
  • ケンカの後上手に仲直りする工夫

このようなことを通じ、夫婦の絆はより一層強まるでしょう。


以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。