夫婦喧嘩した時についつい大声で怒鳴ってしまうことありますよね?
また、夫婦喧嘩による怒りがいつまでも消えずに辛いことってありますよね?
夫婦喧嘩の度にそうなっていては心が疲れきってしまいます。
この記事では、結婚6年目で子供4人を育てている僕が、夫婦喧嘩の時の怒りのコントロール方法を自分の体験談とともにお伝えします。
- 夫婦喧嘩をした時の怒りのエネルギーを夫婦仲良く過ごす方向に使えるようになる
- 怒りのコントロール方法を知ることで、上手にケンカができるようになる
- 夫婦生活のストレスが減る
今回お伝えする内容を僕も実践していて、激しい夫婦喧嘩が劇的に減っています。
それでは、一緒に読み進めていきましょう。
ケンカの時に怒りが湧く理由
怒りは、自分に余裕がない時に特に起こりやすくなります。
体が疲れていたり、ストレスが溜まっていたりする時です。
ですので、自分に余裕がない時に些細なイライラが重なることで怒りに発展します。
怒りは、人が身を守るために備えている自然な感情です。
ですから、無理やり抑えるのは精神的によくありません。
しかし、だからといってむやみに感情を相手にぶつけていいわけではありませんよね。
怒りの裏には、別の感情が隠れています。
それは、悲しみや不安などです。
この感情に気づくことが、怒りをコントロールする最初の一歩です。
夫婦喧嘩した時の怒りのコントロール方法
ここからは、夫婦喧嘩した時の怒りのコントロール方法を5つご紹介します。
- 自分が怒っていること・悲しんでいることを自覚する
- 時間をおく
- 言葉の伝え方に意識を向ける
- 自分の怒りの原因を考える
- 完璧主義を捨てて「ま、いっか」と受け流す
自分が不安なこと・悲しんでいることを自覚する
1つ目は、自分が不安なこと・悲しんでいることを自覚することです。
先ほどお伝えしたように、自分の怒りの裏に隠れている本当の感情に気づくことが、怒りをコントロールする第一歩です。
自分の感情に気づいたら、それを口に出すと効果的です。
「今、私(俺)は不安で(悲しい気持ちで)怒っている」
自分の感情を客観視することで、落ち着きを取り戻すことができます。
時間をおく
2つ目は、時間をおくことです。
怒りがこみ上げてきたと感じたら、時間をおくことで気持ちが整理されます。
例えば、
- 1分ほど外に出て深呼吸する
- ジャンプしたりして体を動かす
- 素直な気持ちを紙に書き出す
特に紙に気持ちを書き出すのはオススメです。
これは筆記開示というテクニックで僕も実践しています。
A4用紙に自分が思っていることを素直に数分間書き殴る。
すると、気持ちがスッキリして怒りが軽減します。
筆記開示をする時は、ポジティブな感情もネガティブな感情も正直に書き出しましょう。
言葉の伝え方に意識を向ける
3つ目は、言葉の伝え方に意識を向けることです。
ケンカの時の言葉の使い方を意識することで、自分の言いたいことが相手に伝わりやすくなります。
ここで、言葉の使い方の悪い例と良い例をご紹介します。
- ~~しろって言ってんだろ!
- 意味分からん。バカじゃない?
- 何回も言ってるでしょ。いい加減覚えて!
- 〇〇だから~~してくれないかな?
- ~~ってことかな?分からなかったからもう一度聞かせて。
- 忘れやすいみたいだから、壁紙に書いておくね!
ケンカで興奮するとつい暴言を吐いてしまいがちですよね。
ですので、口喧嘩ではパートナーと対話しようとする意識がとても大切です。
北風のように無理やり服を脱がそうとするんじゃなくて、太陽のように服を脱ぎたくなるような環境を作りましょう。
つまり、パートナーに無理やり意見を通そうとするのではなく、意見を聞きたくなるような言い方をしましょうということです。
自分の怒りの原因を考える
4つ目は、自分の怒りの原因を考えることです。
怒りの原因を考えることで、自分はなぜ腹を立てているのか、相手は何に怒っているのかが分かります。
その結果、怒りを客観的に見直すことができます。
ここで、考えられる怒りの原因を5つお伝えします。
- 相手のものの言い方
- 思い通りにことが進まない
- 怒る以外の対処法を知らない
- 仕事のストレスが溜まっている
- 自分の体調が良くない
順番に解説していきます。
相手のものの言い方
1つ目の原因は、相手のものの言い方です。
優しい口調で言えばいいものを、いい加減な口調で言われた時には誰でも違和感や怒りを感じますよね。
例えば、「ゴミ出しお願いできる?」とは言わず、「今日ゴミだから」とだけ言う。
人によっては、言い方にイラッとしてしまいますよね。
親しき仲にも礼儀ありです。
思い通りにやりたいことが進まない
2つ目は、思い通りにやりたいことが進まないことです。
例えば、子育て。
子育てのことでパートナーから口出しされて、自分のやりたいようにできない。
また、自分は、子供を9時までには寝かせたい。しかし、パートナーは子育てにあまり参加していないのに、夜にテレビをつけたりして寝かしつけに協力しない。
これでは怒りを感じて当然です。
怒る以外の対処法を知らない
3つ目は、怒る以外の対処法を知らないことです。
ケンカした時に反射的に怒ってしまう。
今までの人生で、ケンカの時、怒ること以外の対処をしたことがない。
ケンカが話し合いでも解決できることを本人が知る必要があります。
怒る前に一度深く深呼吸をして気持ちを落ち着けましょう。
もし相手がこのタイプならば、冷静に話し合いたいことを伝えてみましょう。
仕事や子育てのストレスが溜まっている
4つ目は、仕事や子育てのストレスが溜まっていることです。
仕事などのストレスが溜まっている時は普段より怒りの沸点が低くなりやすいです。
ちょっと気に触ることを言われただけでイライラきたりします。
睡眠不足や運動不足なども重なり上手くストレス発散できていないと、パートナーの些細な言動が気になって怒りが湧いてきます。
自分の体調が良くない
5つ目は、自分の体調が良くないことです。
風邪や病気でも怒りっぽくなることがあります。
菌やウイルスでの風邪もそうですが、うつ病などの精神的な不調も怒りやすくなる原因に。
無理に体を動かさず、早めに休養をとったり病院にかかる必要があります。
完璧主義を捨てて「ま、いっか」と受け流す
5つ目の怒りのコントロール方法は、完璧主義を捨てて受け流すことです。
絶対すぐにケンカを解決しなければ!と思う必要はありません。
一晩経てば、お互いに怒りが消えていることも多いです。
ケンカで許せない部分があっても、少し時間をおけば冷静になり普段どおりに接することができるでしょう。
ケンカの時は自分の視野が狭くなりがちです。
ですので、一度心のなかで「ま、いっか」と受け流してみてください。
夫婦喧嘩は絶対にすぐ解決する必要はない
僕が夫婦喧嘩した時の原因と仲直り方法
ここからは、僕が妻とケンカした時のことをお伝えします。
あなたがケンカした時の参考になれば嬉しいです。
僕が妻と夫婦喧嘩する時の原因となったのは、主に次の5つです。
- 子育てでしてほしいことをしてくれない
- 何回言っても同じ間違えをする
- 運転の仕方にケチをつける
- 頼んでいた家事をしなかった
- 子供を寝かす時間が異なった
これら全てほんの些細なことですが、体調不良だったりイライラが溜まっていたりすると、ケンカになってしまっていました。
普段なら受け流せることでも耐えられませんでした。
今思うとなぜこんなことでケンカになったんだろうと思います。
上記の理由で夫婦喧嘩になった時、僕たち夫婦は次のように仲直りしました。
- その場で謝る
- 積極的にコミュニケーションをとる
- 寝て嫌な気持ちを忘れる
1つ目、その場で謝ること。
できるだけケンカの度に実行するように心がけています。
変に意地を張って長引かせたほうが自分も辛いので、早めに謝るようにしています。
2つ目、積極的にコミュニケーションをとること。
ケンカでお互い嫌な気持ちだからこそ、会話を多く交わすことでお互い冷静になることができます。
ケンカ直後だとなかなか難しいかもしれませんが、ぜひ意識してみてください。
3つ目、寝て嫌な気持ちを忘れること。
ケンカで嫌な気持ちが大きい時にオススメです。
一晩経つと、昨日のケンカが嘘のように感情が整理されています。
一晩経っても仲直りできない人はこちらの記事を読んでみてください。
何日も会話がない時の対処法をお伝えしています。
»夫婦喧嘩した時の仲直りの方法5ステップ
パートナーと良い関係を持続させる方法
最後は、パートナーと良い関係を持続させる方法について解説します。
パートナーと良い関係を持続させるために最も大切なのは、相手との距離感を意識することです。
近すぎず遠すぎずの距離感を意識しましょう。
夫婦の距離が近すぎるとケンカが増え、遠すぎると不安や寂しさを感じます。
もちろん夫婦によって適切な距離感は違います。
ですので、お互いに心地良い距離感を見つけていく必要があります。
夫婦間の距離を遠ざけたい場合は、
- 買い物で別行動する
- LINEなどの連絡頻度を減らす
ことなどが有効です。
逆に距離を近づけたい場合は、
- デートや旅行の計画を立てる
- 連絡頻度を増やす
- パートナーの好きなものをプレゼントする
このようなことが有効でしょう。
夫婦の距離感の保ち方は以下の記事で詳しく解説しています。
»夫婦の程よい距離感の保ち方
まとめ:怒りを制するものは夫婦生活を制する
夫婦喧嘩した時の怒りのコントロール方法はおわかりいただけたでしょうか?
もう一度まとめると、
- 時間をおく
- 自分が怒っていること・悲しんでいることを自覚する
- 言葉の伝え方に意識を向ける
- 自分の怒りの原因を考える
- 完璧主義を捨てて「ま、いっか」と受け流す
でしたね。
怒りをコントロールできるようになると夫婦生活のあらゆる場面で役に立ちます。
子育てにもプラスの影響があるでしょう。
少しずつで構いませんので、怒りをコントロールしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
最近パートナーの様子がおかしい。
以前より冷たくなった。
夫や妻に対しそう感じることが多くなってきたら、もしかするとそれは浮気の兆候かもしれません。
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