- どうしていつも似たような理由で夫婦喧嘩してしまうんだろう?
- 夫婦喧嘩にはもう疲れた
- 本当はパートナーと仲良く過ごしたいのにケンカばかり
夫婦生活を送る中で、こういった悩みをもつことってありますよね?
夫婦喧嘩は自分もパートナーも疲れるだけで、誰も得しません。
多すぎる夫婦喧嘩は離婚の原因にもなります。
現在僕は、結婚6年目で子供4人を育てています。
今回の記事は、僕の結婚生活での経験を踏まえて、夫婦喧嘩を防ぐ方法を解説します。
また、疲れずに夫婦喧嘩をやり過ごす方法や夫婦で楽しく過ごす方法も併せてお伝えします。
この記事を読むと以下のメリットがあります。
- 夫婦喧嘩を防いで夫婦仲良く過ごせる方法が分かる
- 同じ理由で夫婦喧嘩することがなくなる
- 激しい夫婦喧嘩をすることが減る
少しの知識と工夫で夫婦喧嘩は防ぐことができるので、これからお伝えする内容をぜひ実践してみてください。
夫婦喧嘩の3つの原因
まず、夫婦喧嘩の原因をお伝えします。
原因を知ることで、どうしたら夫婦喧嘩を防げるかのヒントになるでしょう。
ここでは、次の3つの原因を解説します。
- 価値観のすれ違い
- 経済的な不安
- 仕事や育児のストレス
一緒に見ていきましょう。
価値観のすれ違い
1つ目は、価値観のすれ違いです。
具体的には、お金の使い方や子育ての仕方などの考え方の違いのことを指します。
夫婦といえども、結婚するまで何十年と別々の環境で暮らしてきたのですから、価値観が違って当然。
「考え方が自分と違う!受け入れられない!」とただ否定するのは夫婦喧嘩のもとです。
もし、パートナーと考え方が違うと感じることがあったら、一度とことん相手の話を聞いてみてください。
そうすると、自分の考えと近いところが出てくるでしょう。
考えが違うところと同じところ、どちらも認められるといいですね。
経済的な不安
2つ目は、経済的な不安です。
生活費がギリギリだったり、なかなか貯金ができなかったりすることは夫婦喧嘩の原因になるでしょう。
そんな中思わぬ出費がかかると、家計が破綻してしまったりもするでしょう。
また、節約生活が続くことで、たまったストレスをパートナーにぶつけてしまうときだってあるはずです。
収入を今すぐに上げることは難しいですから、まずは支出を見直してみましょう。
支出の中でも固定費にムダがないか確かめるのが効果的です。
探すと意外なところにムダな出費が見つかります。
僕は、”さぶすく管理”というアプリで毎月の支払いを管理しています。
このアプリは、月々にかかるお金を1つ1つ登録すると、支払日になったら知らせてくれるアプリです。
支払いまでの日数が数字とメーターの両方で示してあるので、視覚的に分かりやすく非常に便利です。
僕は、月々のAmazonプライムやNetflixなどのサブスクリプションの他に、家賃・光熱費、1年間に1度だけかかる支払いなどを登録しています。
このアプリのおかげで、忘れたら困る支払いも安心して管理できています。
仕事や育児のストレス
3つ目は、ストレスです。
ストレスがたまることで、些細なことにイライラし、普段ケンカしないようなことでもぶつかりやすくなります。
例えば、仕事のストレス。
責任が重い仕事や苦手な仕事をまかされたり、人間関係があまり良くなかったりするとストレスがたまります。
他には、育児のストレス。
子供が頻繁に泣きわめいたり、反抗してきたり、いたずらのせいで家事のやり直しが発生したりするとストレスがたまります。
ストレスを完全に無くすのは難しいので、上手に解消していきましょう。
- 仕事や育児の悩みを人に話す
- 友達と遊びに行ったり1人で出かけたりする時間をつくる
- 趣味に熱中してみる
ストレスをためたままにするといつか爆発します。
激しい夫婦喧嘩にも発展しかねません。
気をつけて過ごしましょう。
夫婦喧嘩の原因については以下の記事でより詳しく解説しています。
夫婦喧嘩を防ぐ方法7選
ここからは、夫婦喧嘩をどうやったら防げるかお伝えします。
夫婦喧嘩を防ぐ方法は次の7つです。
順番に解説していきます。
普段から価値観を話し合っておく
1つ目は、普段から価値観を話し合っておくことです。
特にぶつかりやすい価値観である子育て・お金の使い方・日常生活について話し合うといいでしょう。
子育てならば、
- テレビはどれくらい観せるのか
- おやつはどのくらい与えるのか
- 寝かせる時間は何時にするのか
などです。
お金の使い方ならば、
- 食費にいくら使うのか
- 保険に入るのか
- 家は買うのか
- どこまでの浪費ならしてもいいのか
- 貯金はいくらずつするのか
など。
日常生活ならば、
- 家事の仕方
- トイレの使い方
- 買い物の頻度
など。
普段からこのようなことを話し合っておくことで、夫婦の共通認識が作られるためケンカはかなり減ります。
夫婦がお互いの価値観を理解する方法については以下の記事で詳しく解説しています。
言い返す前に一度冷静になる
2つ目は、言い返す前に一度冷静になることです。
”口は災いの元”ということわざがあるように、パートナーに何か言い返す時は一度頭でしっかり考えてから発言するようにしましょう。
売り言葉に買い言葉となってしまうと、ケンカに発展してしまいます。
もし言い返したくなったら、
- 1分ほど外に出る
- 言葉の使い方に注意を向ける
- 自分が何にイラッときたのか考えてみる
こういった工夫で、ケンカを起こりにくくできるでしょう。
僕もこのようなことを実践していて、実際にケンカ防止に役立っています。
ケンカがヒートアップしてからだとなかなか止められなくなるので早めの対処をしましょう。
夫婦喧嘩が勃発してしまった時の怒りのコントロール方法については、以下の記事で解説しています。
適度な距離を保つ
3つ目は、適度な距離を保つことです。
夫婦の距離は近すぎても遠すぎてもいけません。
ここでいう距離とは、物理的距離・心理的距離の両方のことを指します。
近すぎるとケンカが増え、遠すぎると寂しくなったりパートナーへの関心が薄れたりします。
お互いに心地いい距離を保つように工夫しましょう。
夫婦が程よく距離を保つ方法について以下の記事で詳しく解説しています。
心身の疲労・ストレス管理をする
4つ目は、心身の疲労・ストレス管理をすることです。
仕事や子育てに関して、たまには息抜きをしましょう。
ずっと全力じゃ何事も続きません。
子育てや家庭のことについては周りを頼ることがとてもとても大切です。
例えば、親・兄妹、公的機関や民間の相談サービス・託児サービスなどが頼り先になるでしょう。
自分が苦手なことは、人に任せることが長い目で見て自分を幸せにしてくれます。
もちろん、仕事でも周りを頼れそうな時は積極的に頼りましょう。
そして、育児や家事の仕方を見直すことも必要です。
~しなければいけないと思うと、自分を追い込むことになります。
手を抜けるところは手を抜きましょう。
夫婦で協力して家庭を営むことが大切です。
自分が苦手なところはパートナーにお願いしてみると、案外快くOKしてくれますよ。
日頃からパートナーの情報をメモしておく
5つ目は、日頃からパートナーの情報をメモしておくことです。
- パートナーの性格
- パートナーがされて嫌なこと
- パートナーが好きなもの(食べ物・ブランド・キャラクターなど)
- パートナーと行きたい場所
- パートナーと話したい話題
こういったことをメモして、パートナーへの理解を深めましょう。
そうすることで、次第に丁寧なコミュニケーションをとれるようになっていきます。
コミュニケーションが円滑にとれるようになると、そうそう夫婦喧嘩になることはありません。
ケンカしそうになった時のルールを決めておく
6つ目は、ケンカしそうになった時のルールを決めておくことです。
夫婦喧嘩が起こらないためのルールを決めておくことは、夫婦喧嘩の防止につながります。
なぜなら、言ってはいけないこと・してはいけないことをしなくなるからです。
例えば、
”何かを指摘されて言い返す時には、乱暴な言葉づかいをしない。ものにあたらない。”
というルールを作るとします。
夫婦が互いにそのルールに従うと、夫婦喧嘩のきっかけとなるできごとを減らすことができます。
きっかけが減れば喧嘩自体も減るというわけです。
日頃の夫婦喧嘩のきっかけを覚えておき、それを防ぐルールを作る。
ルールは夫婦によって様々なので、一度自分たちのケンカについて分析してみるといい。
ルールを作れば、夫婦喧嘩は劇的に減ります。
口約束でもいいので、「夫婦喧嘩の際はこうしよう」とパートナーに提案してみましょう。
夫婦喧嘩のルールについては以下の記事でより詳しく解説しています。
相談相手を見つけておく
7つ目は、相談相手を見つけておくことです。
夫婦間の悩みは誰かに相談するだけでも心が軽くなります。
親や兄妹でもいいですが、できれば、他人に相談することをオススメします。
理由は、第三者の客観的な立場からの意見をもらうことができるからです。
相談先は、
- 相談内容を外に漏らさない信頼できる友人
- 男女共同参画センターや市区町村の相談センター
- 臨床心理士や精神保健福祉士などに相談できるオンラインカウンセリング
- 深刻な悩みであれば”いのちSOS”などのオンライン相談機関
などが考えられます。
夫婦間の問題を1人で悩んだり抱え込んだりしてはいけません。
些細なことでもいいので、夫婦関係で悩んだら外部に相談するようにしてください。
疲れない夫婦喧嘩の仕方3選
夫婦喧嘩にならないように色々と意識しても、時にはぶつかって夫婦喧嘩に発展してしまうことがあると思います。
そんな時は、次のような疲れない夫婦喧嘩の仕方を試してみてください。
- 丁寧な言葉で話す
- 相手の意見をひたすら聞く
- ヒートアップしそうになったら距離をとる
この3つについて詳しく解説します。
丁寧な言葉で話す
1つ目は、丁寧な言葉で話すことです。
丁寧な言葉で話すことへ意識が向くことで、冷静さを保てます。
声のトーンや抑揚の付け方にも注意しましょう。
細かいようですが、言い方1つで夫婦喧嘩がガラッと変わります。
キツい言い方でケンカすると罵倒合戦になったり、仲直りまで時間がかかったりします。
あなたの冷静な様子がパートナーにも伝わり、お互いに大人の対応ができるようになるでしょう。
相手の意見をひたすら聞く
2つ目は、相手の意見をひたすら聞くことです。
自分の言いたいことは、ひとまず置いておき、パートナーの言いたいことを全て聞きます。
その時、言いたいことが色々出てくるとは思いますが、グッとこらえましょう。
けれども、あなたにも言いたいことがたくさんあるでしょう。
そんな時は、A4用紙を用意して、今の気持ちをストレートに書き殴りましょう。
3分くらい書き出すと気分がスッキリしますよ。
このような技法をエクスプレッシブ・ライティングといいます。
エクスプレッシブ・ライティングについてこちらの記事が詳しく解説してありましたので、気になる方は読んでみてください。
不安やストレスを書き出すことでトラウマを克服する エクスプレッシブ・ライティングの3つのポイント
Harvard Business Review
ヒートアップしそうになったら距離をとる
3つ目は、ヒートアップしそうになったら距離をとることです。
夫婦喧嘩はどちらかの意見が100%通ることはなかなかありません。
ですので、ある程度言いたいことをお互いに言い合ったら、少し距離をとりましょう。
特に、外の空気を吸いに行くのがオススメです。
また、数十分の間、顔を合わせない時間をとることも意識しましょう。
その数十分の時間で、怒りのボルテージを下げることができるでしょう。
距離と時間をとれると夫婦喧嘩で疲弊することが格段に減る。
嫁(旦那)と楽しく過ごす方法
夫婦喧嘩が減って穏やかに過ごせるようになった。
けれど、なにか刺激がほしい、面白いことをしたいという方へ夫婦で楽しく過ごす方法をお伝えします。
例えば、次のようなことはおうちでもカンタンに夫婦で楽しむことができます。
- 旅行の計画を立てる
- 次のデートの計画を話し合う
- 料理やスイーツを作る←オススメ
- 美味しいお酒を飲む
- 映画やアニメ鑑賞をする
- アルバムを作る
- 一緒にペアグッズを探す
- 同じ空間で別々の漫画を読む
- ストレッチをしあう
- 一緒にお風呂に入る
この中でも、オススメは料理を一緒に作ることです。
僕は、料理教室に一緒に通ったり、ミールキットを使った料理をしたりして妻との仲を深めることができました。
料理する習慣もついて一石二鳥でした。
料理が苦手な方向けにこちらの記事を書いています。
興味がありましたら読んでみてください。
おうちで簡単に料理が作れるミールキットを使った感想は以下からどうぞ。
また、夫婦が楽しく過ごす方法は次の記事で詳しく解説しています。
まとめ:夫婦喧嘩を事前に防いで夫婦2人で楽しく過ごそう
これまで、夫婦喧嘩の原因・夫婦喧嘩を防ぐ方法・疲れない夫婦喧嘩の仕方・パートナーと楽しく過ごす方法をお伝えしてきました。
せっかくこの世界で奇跡的に結ばれた2人なのですから、ケンカばかりでは悲しいですよね。
今一緒に暮らせていることに感謝し、できることをできる範囲で工夫していきましょう。
あなた方夫婦のケンカが減り、楽しい毎日になることを願っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
「~してたじゃん!」ではなく
「~してたよね」
「今度からするなよ」ではなく
「次から気をつけてね」